市川右近が国立劇場デビュー 父・右團次にご褒美おねだり
11月の歌舞伎公演「通し狂言 名高大岡越前裁」で国立劇場(東京・半蔵門)デビューを飾る市川右近(8)。
父である歌舞伎俳優の市川右團次(54)が初舞台で演じた役(大岡越前の息子・忠右衛門)に挑むのだが、1日に臨んだ公開舞台稽古(4幕目)は実に堂々としたものであった。30分近くにわたって舞台中央で正座し続け、切腹シーンを披露。「父上と一緒に死ねるのならほんもう~」とセリフも見事に決めたのだ。
先月は大阪松竹座で昼夜ともに出演。囲み取材中に「ご褒美が楽しみ」と隣のパパにさりげなくおねだりし、小学生らしい一面ものぞかせていた。