著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ヒロミもDAIGOも 芸能界の新トレンドは「愛妻家」キャラ?

公開日: 更新日:

「オシドリ夫婦」はよくいるが、愛妻家を前面に出す夫はそうはいない。言う人、言い方によっては「単なるノロケ」と嫌みになる危険性が背中合わせにある。ヒロミは嫌みにならず自然体。ヒロミに続く「愛妻家」キャラで好感度を上げているのがDAIGO(40)。本業はロックミュージシャンだが、今ではタレント業が中心でバラエティーにCMと活躍中。2年前に女優の北川景子(32)と結婚したときは、「格差婚」を心配する声も多かったが、それも余計な心配だった。

「24時間テレビ」でマラソンランナーを務める体を張った仕事で株を上げ格差婚も少しは解消したが、好感度ポイントは妻思いにある。女優としての妻を堂々とサポートする良き夫ぶり。女優・北川の一番の理解者であり応援団長のようでもある。妻の仕事を通じて「愛妻家」をさりげなくアピールしている。DAIGOも嫌みもなくノロケにもならない。夫婦そろってオシドリ夫婦をアピールする時代から、愛妻家キャラという新たな好感度アップ法が芸能界のトレンドになるかも?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」