日テレ幹部は残留に祝杯 水卜麻美アナ“フリー断念”の裏側

公開日: 更新日:

「スポンサーへの根回しや後任人事などやらなければならないことがたくさんある。これを破る局アナはまずいない。フリーになった場合に自分の首を絞めることになるからです。過去の慣例から4月に意思表示して7月からフリーになる局アナはほとんど聞いたことがない。結果、少なくとも秋の改編時まで水卜アナは日テレにいるということです」(別の日テレ関係者)

■現時点で他局オファーなし

 それにしても腑に落ちないのは水卜アナがフリーを断念した理由だ。彼女の魅力は局アナとしては珍しいポッチャリ体形と、食レポでの食べっぷりのよさでジワリ、ジワリと人気が上昇。現在は「スッキリ」のMCを務める傍ら一大看板番組「24時間テレビ」の総合司会を担当するなどオールマイティーに活躍できる女子アナとして存在感は異彩を放っていた。フリーに転身すれば、年収1億円は堅いといわれていたが、テレビ局関係者がこう話す。

「水卜がフリーを諦めた理由は2つある。1つはNHKの看板アナだった有働由美子が『news zero』で大苦戦する姿を間近に見たこと。2つ目は所属先の芸能プロダクションからいくつも声がかかっていたものの、具体的に手を挙げるテレビ局がなかったことです。テレ朝から一本釣りされた羽鳥慎一と比較すれば分かりやすい話です」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」