ロカビリー界の新ヒロイン 青野美沙稀が“再ブーム”を牽引

公開日: 更新日:

「生まれた時から音楽に囲まれて育ちました。ずっと歌手になりたくてなりたくて……。夢がかなった今、もっともっと上を目指します!」

 クールな表情の内側に、熱いハートをたぎらせるのはロカビリーバンド「The Biscats」のボーカル、青野美沙稀。1950年代に誕生し、中高年世代には懐かしい音楽「ロカビリー」が再びブームになっている。牽引するのは新時代のスター、青野だ。

 父は80年代にロカビリーブームを巻き起こした伝説のバンド「BLACK CATS」のドラム・久米浩司。モデル活動などを経てロカビリー音楽に目覚めた“サラブレッド”が、ライブハウスではリーゼント軍団だけでなく、女性や子供など幅広い世代から歓声を浴びている。

「10代のころからモデルをしていましたが、父からはやりたいことをやりなさいと。会社に就職しなさいとかは言われませんでした(笑い)。J―POPとかいろんな音楽に挑戦しましたが、一番自分にしっくりきたのがロカビリーでした」

 ステージでは馴染み深いサウンドを“ハイブリッドロカビリー”としてアレンジ。レベッカの「フレンズ」や布袋寅泰の「バンビーナ」などの名曲もロカビリー調にカバーしている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に