山田邦子“アラ還”の乱心<上>悪いのはスタッフか本人か?
「あんた、それはセクハラよ」が、山田邦子(58)の口癖らしい。直撃取材などで記者が質問すると、そう言って混ぜっ返すのだという。
所属の太田プロへの不信感から、独立をほのめかしている山田の騒動は、事務所スタッフとのコミュニケーション不足に原因があるのかも知れない。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏が言う。
「邦子さんが『オレたちひょうきん族』などで大ブレークした80年代はとんねるずの石橋さんがそうであったように、体育会系といいますか、売れっ子がお付きのスタッフをぶん殴ったりしていた。それでも、ヘヘエとかしずくのが普通で、従わなければ干されるか飛ばされていたように思います。そんな時代が終わり、石橋さんは仕事が激減しましたが、失ったら失ったで仕方ないと、バタバタしなかった。邦子さんはどうだったのでしょう」
事務所への不信感を募らせた理由のひとつとして、山田はブログで、先月歌舞伎座で開催された「長唄杵勝会」を挙げ、こうつづった。
「太田プロダクションの事務所スタッフには誰ひとりも観てもらえなかったことがとても残念」