著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

旅番組に新時代! 人情・冒険・秘境の+αがコンセプトの鍵

公開日: 更新日:

 相変わらず街歩きや旅番組が多い。どこも同じような時期に同じような場所に行くので飽き気味だ。

 秩父に川越に銀座に戸越銀座に柴又に横浜中華街……またここかという感じで興味も失せる。

 ホンジャマカ石ちゃんの「まいう~」と書かれた似顔絵つき色紙が飾っている飲食店をどれだけ見せられたことか。本来なら、他が取材していないようなところを見つけ出してくるのがプロの仕事なのに、手間を惜しむから困ったもの。石ちゃんの色紙が飾っている店は取材禁止にしてもらいたい。

■サンドは一般家庭のお風呂に入る

 この手の番組は飽和状態ということで、最近は街+人情だったり、街+冒険だったり、なにかをプラスアルファし、オリジナリティーを加えたものが増えてきた。

 たとえば、「サンドのお風呂いただきます」(NHK)は温泉地に出向き、家庭のお風呂に入れてもらうもので「鶴瓶の家族に乾杯」のお風呂版といったところ。


■梅沢と東野が農家メシを食す

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ