OSKが関西で人気復活の兆し 売り上げ右肩上がりの魅力とは

公開日: 更新日:

「宝塚と同じように、OSKにも養成学校がある。日舞も洋舞も徹底的に教え込まれてからステージに立つので、非常に見応えがあるんです。団員とファンとの距離も近く親しみやすいので、一度観劇すると通うようになる人も多いようですね」

 また、最近はインバウンド誘致を意識したショーを大阪・道頓堀で行っているそうだ。

「2・5次元舞台にも寄せたショーといえば、イメージしてもらいやすいでしょうか。たとえば、ある作品に登場した侍の衣装は、本格的というよりはコスプレに近いもの。海外の観光客が喜ぶように、あえてそうしているのでしょう。現在は、人気ゲームの『サクラ大戦』とのコラボ作品を京都の南座で上演中(24日まで)で、OSKの劇団員だけでなく、ゲームに出演していた声優も舞台に上がることで話題に。男子禁制のOSKですが、今回だけは特別のようですよ」(辻則彦氏)

 伝統に甘んじることなくチャレンジ精神が旺盛。解散という悲劇にもめげない不屈の精神で、さらに大きな花を咲かせることができるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”