ミキ亜生は声優で注目 なぜ兄弟は弟の方が売れっ子に?
ミキは昴生(33)と亜生の兄弟コンビ。伯父は2000年に引退した関西のお笑い界の重鎮、元タレントの上岡龍太郎(77)であることを2年前にテレビで告白している。
「最近、大阪市内の映画館で浪曲映画と浪曲の実演があったのですが、会場に上岡さんがいらしてました。一般人になった今もやはり芸事がお好きなんだなあ、と。ミキの2人は、上岡さんとは数回しか会ったことがないようですが、『高座に上がり続けたい』発言からしても、血は争えないというところでしょう」(辻則彦氏)
大阪で売れっ子だったミキ。今年の4月には満を持して東京進出を果たした。いきなり弟の亜生が大役を掴んだわけだが、亜生ばかりが注目されると昴生の心中が気になるところ。千原兄弟しかり、中川家しかり、兄弟コンビは弟が先に売れっ子になるケースが多い。
「もちろん個人差はありますが、兄は周囲を気遣い、慎重な性格の人が多いかと。対して弟は、自由奔放でキャラクターを出しやすいという面があります。そのせいか兄弟コンビでは弟が先に目立つ場合が多いですが、そこは兄弟ですから。他人同士のコンビよりも、ねたみそねみも少なく、『弟が売れることはコンビのためになる』と兄も後押ししているのかもしれません。結果的に、兄も弟とは違う方面で売れていくパターンも多い。中川家も千原兄弟もそうでしょう? ミキの場合、アドリブが効きしゃべりが達者なのは昴生ですから。今後どんどん出ていくと思いますよ」(辻則彦氏)
上岡龍太郎は関西では神格化されている。その甥であることを告白するのは、相当な覚悟が必要だったはずだ。果たしてミキの2人は、偉大な伯父を超えられるか?