北野大さん 短大学長をはじめ数々の要職につく多忙な日々

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「自宅? 以前と変わらず都内足立区です。朝8時ごろに出て1時間50分ほどかけて電車通勤。これが運動不足になりがちな僕にはうってつけ。あえて階段を使い、1日1万歩を心がけてますね」

 また、地域密着をうたい、学校ぐるみで地域活動に取り組んでいる。

「所沢市役所と締結した『官学連携に関する基本協定』の一環です。例えば、東京五輪パラリンピックの入賞メダルの原材料を集める『都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト』。地元の方々のご協力もあり、携帯電話を約7000個収集しました。ほかには、毎水曜にオープンしている子育て支援ルーム『ぽっぽ』で、お母さんとお子さんをサポート。学生にとっても教室以外の現場で学ぶことは多いものです」

 短大は少子化や4年制大学志向により、ピーク時は全国に598校あったが今や約330校。その影響は?

「確かにあるでしょう。ただ、確固とした目標を持たずに大学に入学し、途中で迷いが生じて退学に至る学生は少なくありません。それなら、短大で勉強しつつ将来設計を考えてもいいのでは? 新しい目標ができたら大学編入も可能です。短大は高校と大学のクッションでもあるので、需要はなくなりませんね」

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