木村拓哉“高倉健方式”で脱アイドル成功 10代ファンも急増
最近、10代の女の子の間では木村拓哉を「かっこいいおじさん」と呼んでいるそうだ。こんな話が話題になるのも、キムタクへの関心度の高さ。
アイドルのなかでも別格といわれたキムタク。年を重ねても一向に変わらない存在であることを再認識する。そんなキムタクもすでに47歳。2人の娘を持つ立派なおじさんだが、いまだにアイドルというイメージで見られている。
SMAP解散から丸3年。木村は俳優業に軸足を置いて活動しているが、依然として「何を演じてもキムタク」の評が変わらないのも、アイドルのイメージを引きずっているからに他ならない。課題は、いかに「脱アイドル」を図っていくかにあったが、ようやく変化が見られだしたのは昨年。本格的に始めた俳優業は映画「マスカレード・ホテル」でホテルマン。年末にはドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)でシェフ。年明けは「教場」(フジテレビ系)で教官とタイプの違う役をこなした。
とりわけ目を引いたのは髪形。裾を刈り上げた七三分け。軽くパーマを当てワイルド風。教官役の白髪。「かっこいいおじさん」は「教場」の宣伝の一環とのうがった見方もあるが、アイドル色を一新する効果は十分にあった。