カブキロックス氏神一番さん 2025年までラスベガス公演を

公開日: 更新日:

 90年にニューヨークでライブをやった時は「ジャパニーズ・キッス」と呼ばれました。キッスは歌舞伎メークで人気になったけど、日本の伝統文化を使ったものを向こうでやると受ける。ちなみに、キッスは紅白に出て話題になりました。紅白には出てみたいけど、ロッカー氏神はちょっとダサイかな(笑い)。

■70歳から茶道教室をやりたい

 茶道、日本舞踊も極めたい。母が日本舞踊の名取で拙者も名取なので歌舞伎座に5回出ています。茶道は習い始めたところです。千利休が好きです。将来は自宅を改装して(黄金の)茶室を造ろうと思っています。

 ロックは動の世界だけど、茶道や日本舞踊は静の世界です。これまで過去を顧みずに走り続けてきたけど、70歳くらいからは体が動かなくなる。でも、茶道、日本舞踊なら静の世界だからずっとやれる。瞑想する感じもいいですね。70歳からは茶道の教室をやりたい。心を落ち着けて無の状態で静かな余生を送りたいです。

 それから、極めたいのが落語。席亭・氏神一番で「氏神一番プレゼンツ お江戸寄席 渋谷ラママ」(きょう13日開催)を年に4、5回やっていて好評です。これはずっと続けたい。大金持ちになる夢はかなっていませんが、諦めました。もつ鍋店やレストランバーの経営は見事に失敗。1億円だまされましたから。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド