カブキロックス氏神一番さん 2025年までラスベガス公演を

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■ロッカーとしての理想は内田裕也

 拙者がいろんな目標を立てるのは別の理由もあります。野球選手や力士は現役をやめたら次がある。野球選手なら監督、解説者になるとか、力士は親方になるといった先の人生があります。でも、ロックンローラーとプロレスラーは死ぬまでロックンローラーであり、プロレスラーです。だから1曲1ラウンドのつもりで全力でやっているけど、体が動かなくなったら終わりですからね。

 ロッカーとしては内田裕也さんが理想です。裕也さんとはニューイヤーロックフェスティバルを25年一緒にやらせてもらい、息子のようにかわいがってもらいました。あれだけヤンチャしても最後までみんなに愛された裕也さんは立派。拙者もかぶく心を持つ者としてロックを続け、裕也さんみたいに死にたい。

 これまでライブは2000回を超えました。目標は3000回。3000回記念の時はファンを無料で招待して派手にやりたいと思っています。

 あと10年、その間にラスベガス公演を実現させやりたいこともやる。ビートたけしさんは羨ましがられるジジイじゃなく愛嬌のあるジジイで死にたいと言っていた気がします。死にざまは大切。カルロス・ゴーンみたいに晩節を汚したくない。終わりよければすべてよしでござる!

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