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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

徳井と田村の復帰成功の裏でツキにも見放された宮迫の悲哀

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染拡大が芸能界にも大きな影響を与えている。

 ジャニーズ事務所やEXILEら有名アーティストをかかえる大手事務所などは、すべてのコンサートを中止するなどの対応をしている。

 我々が日常、取材に出かける芸能イベントもある。例えば、映画の製作発表や試写会の主演者舞台挨拶、新CMの発表会などだ。ファンが集まるものもあれば、記者を中心にメディアだけが集まるものもある。メディアだけでも話題のタレントが登場するとなれば、100人規模の関係者が集まることもある。その芸能取材イベントが次々に中止や延期となって、正直、取材するものがないという状況だ。今週の前半のある日は、15のイベントのうち11がなくなったほどだ。

 そんな中、画面から消えていたチュートリアルの徳井義実(44)が仕事復帰を決め、まずはNetflixのレギュラー番組に出演するという。問題がなければ、地上波テレビも、という流れだ。新型コロナのドサクサの陰でというわけではないだろうが、目立たずに復帰がかなったということは言える。彼の場合は、昨年のうちに税金の無申告問題をクリアにして反省したわけだし、キチンと支払いは終わらせているので、業界でも「そろそろいいのでは」という声は上がっていた。レギュラー番組の中では、名前を出さないまでも徳井のことに触れて笑いを取り、復帰を待っている雰囲気の番組もあった。あたたかく、良い仲間がいてくれるということだろう。

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