著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

宇垣美里はこのまま消える?事務所ゴリ押しも計画狂った

公開日: 更新日:

 古くは、米倉涼子菊川怜がその手法で売り出されている。その後に続いた上戸彩武井咲もそうだった。

 2002年から続く「納豆クイーン」(全国納豆協同組合連合会主催)には、オスカー所属タレントの受賞が目立っている。菊川(02年)、上戸(04年)、忽那汐里(12年)、岡田結実(17年)らだ。菊川や上戸など、売れちゃったらその経歴を言わなくなっているのも面白い。

 宇垣も先輩たちと同様の流れに乗っていたのだが、大きな誤算が生じている。ご存じのコロナウイルスの影響で、イベントが次々に中止や延期となり、4月の緊急事態宣言以降はまったくなくなってしまった。テレビも再放送モノが増え、新しく制作しても出演者は減って、ひな壇などはなくなってしまったところもある。

 宇垣はその影響をもろにかぶってしまった格好だ。事態がこうなってしまうと、コロナが終息したとして、また一からイベントで顔を売るということも難しい。今後、事務所ともども新しい売り方を考えなくてはいけないが、オスカーは米倉ら大物や有能なマネジャーの退社が続いていて、先行きが読めない。

 タレント性を秘めた宇垣がこのまま消えていくのは惜しい気がする。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」