小林麻耶の電撃降板でよぎる元貴乃花親方の「洗脳騒動」
共通する「何か」があるのか?
「整体師に洗脳されている」といえば、思い出されるのが元貴乃花親方の花田光司氏(48)のケースだろう。横綱時代、体を診てもらっていた東京・四谷の「ナゾの整体師」に感化され、母や兄の若乃花(現タレントの花田虎上氏)と激しく対立。相撲ファンらの間で「洗脳されている」と大騒ぎになったが、今回の小林アナと共通する「何か」があるのか。
明大講師の関修氏(心理学)がこう言う。
「心理学の世界では、カウンセリングの仕方として、相談相手の話をただ黙って聞いているよりも、肩に触れたり、子供であれば頭をなでたりして積極的に身体に触れる方が、相手が心を開きやすく、話がしやすくなるという考え方があります。親密に接することで相談相手の抵抗感を軽減させ、悩みや本音を引き出しやすくするというわけです。整体師や鍼灸師の場合も、施術で体を触れられ、会話しているうちに自然と心を許すようになるのでしょう。この時、仮に整体師や鍼灸師がスピリチュアル系の考えを持っていた場合、そうした独特の世界観、生命観についても洗脳されてしまうというのか、共感を覚える人が出てくる可能性はあると思います」
「生島企画室」の生島ヒロシ会長(69)はラジオ番組で、「本来の麻耶ちゃんに『グレート・リセット』してほしいと心から願います」と語っていたが、また明るい笑顔を茶の間で見せてほしいものだ。