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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

小川彩佳アナも不可避…芸能界では「別居=離婚」になる

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 こと芸能界・テレビ界の離婚問題では、別居となると解決が困難となる。衆人の“目”を気にする職業であり、よほどのことがない限り行動を慎むからだ。現在、離婚協議中の元AKB48の前田敦子(29)と勝地涼(34)夫妻も別居しているが、双方が弁護士を立てて話し合いに入っていることを事務所が認めている。弁護士が入ると、ほとんどが離婚前提。というのも、復縁の相談を弁護士にするわけがないし、弁護士同席の上での食事会なんてのはもっと考えにくい。話をするのも嫌だから弁護士が登場するのだ。

 かく言う僕も、4回の離婚を経験しているが、冷却期間を持とうとして別居するのは、その期間が長くなればなるほど元サヤに収まるのが難しかった。ひとりの方がラクだ、顔を合わせるとまたケンカになると思うようになり、ひとりの自由を楽しむようになってしまうからだ。

 芸能人の場合、特に売れている芸能人の場合は、CM出演しているケースが多く、スキャンダルは契約違反になってしまうことが多い。現実に離婚の話し合いが進んでいても、とりあえず否定して契約が終了するのを待ったり、スポンサーと話し合って了解の上で離婚協議を進めていくことになる。つまり、芸能界では別居はレッドアラート、CM切れが離婚のタイミングで、小川アナならニュース番組の契約切れがそのタイミングとなる。

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