談志師匠から今度は「上納金」60万円催促の電話がかかり…
と、こう述べると俺も釈然としない気持ちになっただろうって? それが不思議と真逆で……というのは上納金(国の税金みたいなもの)と露ほどにも思われず、疑われなかったこともあったのだろうけど、それ以上にたとえ金を払おうが、師匠に年に数回しか会ってないのに俺を弟子と思ってくれている! そのことがやたらうれしくて、思わず電話を終えた後、路上でスキップを踏んでいたのだった。
ま、現在だったら絶対に払わねーけどさ!! (つづく)