コロナ禍の潜在的離婚増も後押し?「リコカツ」人気の要因
「リコカツ」の第1話では、永山演じる紘一の父親(酒向芳)が長年連れ添った妻(宮崎美子)に熟年離婚を突きつけられるというシーンがあった。今時、あまりいない"亭主関白オヤジ"を演じる酒向の好演が光っていたが、あれほどまで行かないとしても、「家計を支えているのは自分だ」と潜在的に考えている男性は少なくなくない。エラソーな夫に離婚を切り出した宮崎の演技に勇気づけられた女性も多いはずだ。
第2話では、北川演じる咲の両親が、子どもが自立し、お互い、自分の人生を再度歩み出すのではないかと思わせる設定も描かれていた。ドラマは離婚をテーマにそれぞれの人間模様を描き、自身の結婚生活と今後の離婚の可能性を俯瞰してみることができる構成となっている。北川とDAIGO(43)、永山と木村カエラ(36)の実生活がどうなっているのかなど、軽く想像を交えながらドラマを見ると、さらに楽しめるかもしれない。