死の淵を見た星野源“日常を守る姿”が新垣結衣を魅了した?
5月19日、俳優で歌手の星野源(40)と女優の新垣結衣(32)が結婚を発表した。その直後には“逃げ恥婚”“任天堂婚”などさまざまなキーワードがツイッターのトレンドを占拠。ビックカップルの誕生に日本中が沸いた。
二人の馴れ初めや共演時のお互いの印象などはすでに多くのメディアが報じているため割愛させていただく。今回は新垣を魅了し、結婚に漕ぎつけた星野の魅力に迫りたい。実は筆者も星野に救われたことがあるひとりだ。
■二度のくも膜下出血で死にかけて戻ってきた男
星野の存在をきちんと認識したのは、2014年に出版されたエッセイ「蘇える変態」(マガジンハウス)と出会った時だった。エッセイを手にしたのは、すでに連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)が大ヒットした後の2017年のこと。当時、筆者は足の事故に遭い、日常生活がままならなない状態だった。足に力が入らなくなり、病院をどれだけ廻っても治るかどうか分からないと言われ、「人生終わったかな」と思った時、ふと星野のことを思い出した。二度のくも膜下出血で、死にかけて戻ってきた人。そんな星野に自分を重ね、救いを求め、彼のエッセイにたどり着いた。