田村正和さん晩年ご近所秘話 最愛80歳妻と仲良く2人で散歩
「もう、あのお姿を永遠に見られないと思うと、かなしい」
そう、ご近所のマダムは言っているという。4月に心不全で亡くなった故・田村正和さん(享年77)。田村さんは東京屈指の高級住宅街に暮らし、散歩を日課としていたが、そこでは徹底的に私生活を見せなかった田村さんが素顔を垣間見せる場面があったという。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏が言う。
「いつも朝の8時ごろ、ゆっくりと、ひとり散歩に出る田村さんはご近所の皆さんに会うと『おはようございます』と、ご自分から挨拶されていたそうです。
野球帽をかぶっていても、あの格好よさは隠しようがなく、田村さんの散歩ルートには、田村さんに見惚れる女性が少なくなかったようですね。田村さんはそうしたご近所さんをも気さくに受け入れ、きれいな家庭菜園のあるお宅の近くで入念なストレッチをされたり、富士山の見える景色をとても愛されていました。家庭菜園のご主人には、農作業について質問され、『いつかやりたいと思っているんです』とも、お話しされていました」
いつもひとり、ペットを連れることもなかった田村さんだが、今年に入って、そうしたこだわりを変える様子があったという。