田中みな実"チェーン店NG"に大倉忠義が放った父想いの一言
「赤ちょうちんのような店を許してくれる女性がいい。わざとそういう店に連れて行きますね。『チェーン店嫌だ』って言ってる人がちょっと苦手です」
22日放送の「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)にゲスト出演した関ジャニ∞の大倉忠義(36)が、番組レギュラーの田中みな実(34)に「最初のデートはどこ誘う?」と聞かれて、こう答えた。
「最初はみんな『こういうところ大好き!!』って積極的に言いますけど、1年、2年、3年たって、毎回そういうところだと不満が噴出すると思いますよ」という田中に、「そりゃそうですよ。毎回、毎回じゃない」とことわりながら、「たまにいいお店とか混ぜながら、いい店行ったときと戻ったときの反応の違いを揃えてほしいんですよ。どこでもいいよという感じで」と説明するが、「田中さんは無理だと思う」と断念した大倉。
田中とコンビを組むテレビ朝日の弘中綾香アナ(30)も“あざとかわいいキャラ”だけあって、「1回目ならいいけど、それが続くと『私ってこの程度の女ってことですか』って思っちゃう」と容赦ないが、大倉の発言は298円(税抜き)均一の大手焼き鳥チェーン「鳥貴族ホールディングス」の創業社長である、父・忠司さんを念頭に置いたものではないかといわれている。
「関ジャニファンを中心に、コロナで経営が苦しいお父さん想いの発言ととらえた人は少なくないようです。番組設定上のキャラであるのは十分わかっているものの、田中と弘中アナには、むしろチェーン店に対してもっと肯定的な発言をしてあげればいいのにという声も出ています」(女性週刊誌記者)
チェーン店といえば、かつて、イタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」でのデートの可否について論争が起こったことも。
鳥貴族はかなり深刻な状況
緊急事態宣言が発令されている東京、大阪、神奈川などの大都市圏では、時短営業や酒類提供停止を要請されているため、多店舗展開している大手外食チェーンを中心に、飲食業はどこも苦しい状況に置かれている。
鳥貴族も同様で、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置がとられている都道府県の店舗、つまり、鳥貴族のほとんどの店が現在、臨時休業中だ。延長によって休業が続くようであれば、業績への影響は必至だろう。
一代で外食チェーンを築いた忠司氏は、長男の大倉が誕生したときも経営が苦しい状態だったという。かつてインタビューでそのときの心境をこう話している。
「この子を路頭に迷わすわけにはいかない」
食事がのどを通らなかったこともあったが、貯金をくいつぶしながらなんとか耐え忍び、そこから店舗拡大していった。
大倉をはじめ、子供には跡を継がせないと公言している忠司氏。その分、自分の夢を追いかけることを勧めてきた父親が苦境に陥っているだけに、応援したいという気持ちは人一倍強いはず。
鳥貴族は5月12日、21年7月期の業績予想を「未定」に修正している。変異株の拡大により感染者数が収まらないなか、緊急事態宣言の延長で再び酒類の提供停止が要請されれば、さらなる業績悪化が予想される。
そんな中でも、8月には都内でハンバーガー業態「TORIKIBURGER(トリキバーガー)」がオープン予定で、鳥貴族とともに「第2の柱」に育成していくという。
大倉は父の復活を信じていることだろう。