小山田圭吾辞任の大ケチ 彼の音楽に救われた女性が記事の衝撃を克服しどう立ち直ったか
小山田氏の問題ではツイッター上に非常に腑に落ちる呟きがあった。
「関西の主婦」というその方は小学生時代に周囲と折り合いが悪く、引きこもりになり、そこで聴いたCorneliusの音楽で、なんとか救われた。しかし問題の記事は知らなかった。
その後、高校時代に古本屋でその雑誌を見つけて読んでみた。
「血の気が引いた」「自分が暗闇にいた時期にヒーローだったアーティストが人の尊厳を踏みにじった過去を笑いながら語っている」
それから彼女はずっと小山田氏に、「今の考えを聞かせて欲しい」と思っていた。しかし、彼は何も語らなかった。そして今回の騒動で声明文が出た。
今度こそと読んでみた。
その時「ずっと自分の中にいた小学生の頃の自分と、高校生の頃の自分が成仏できた」と彼女は言う。
「あの声明は果たして謝罪なのか」「空を舞っているだけの言葉の羅列だと思った」と彼女は感じた。