アヤパンの“MC力”でテレ朝「サタデーステーション」上昇気流に!視聴率で「報ステ」抜く
テレビ朝日系「報道ステーション」が秋に大幅なテコ入れをする。NHKを辞めた大越健介をスカウト、メインキャスターに抜擢して陣容を一変させる。民放の報道の雄、報ステは客観的にいえばほどほどの安定感を保ち、リニューアルの必要がなさそうにも見えるが、小木逸平と富川悠太ら局アナがメインでは物足りないのと、大越の存在感に懸けたということだろう。
ところで、テレ朝で今もっとも上昇気流に乗っている報道番組といえば高島彩の「サタデーステーション」だ。7月3日の視聴率はビデオリサーチの調べ(関東地区)では14.4%を記録し、「報ステ」の週間最高を上回った。同10日も13.9%でこの週は14.6%の「報ステ」を下回ったが、それでも報道部門では2週連続で5位につけ、大健闘している。
ちなみに、同じ枠の日曜の「サンデーステーション」は小木が担当しているが、「サタデー」には歯が立たない。1週間を通してテレ朝の局アナキャスターはフジテレビのエースだったアヤパンにかなわないということになるのか。
「サタデー」の出演陣をチェックすると、高島以外は板倉朋希ら局アナが中心、気象担当の依田司が新型コロナ感染で休むなど、テレ朝の報道・情報番組としては地味だ。