モグライダーが笑って明かす貧乏生活 バイトの失敗談が“珍プレー漫才”のネタに
芝大輔 組む前の芸人を休んでいた時期は清掃の会社にいました。何でも屋みたいな会社でしたから、建築作業でラゾーナ川崎や越谷レイクタウンとか結構大きな現場にも入りました。僕は肉体労働ばかりしてきて、一番キツかったのは地下鉄の線路交換。レールや信号機のケーブルを切断して交換するけど、作業する物も含め全部でかくて重い!終電が行った後から始発までの3時間くらいで終わらせなきゃいけないし。3時間で日当1万円になるけど、ドリフのコントみたいに真っ黒になるし、帰って風呂に入っても鼻から黒い鼻水が出続けて。
■家賃を滞納、キャッシングしてタバコを
ともしげ 僕は定食屋、レンタルビデオ店、コンビニ、草むしりなどいろいろやりました。コンビの解散みたいにバイトの数も多いんです。失敗しちゃうから。定食屋さんではご飯を炊くように言われたのに忘れて開店時間でも炊飯器の米が水を張ったまま。店長が機転を利かせて「近くの牛丼屋でご飯を3万円分買ってこい!」と。僕は走って3万円分の牛丼を買ってきてしまった。白飯だけ売ってるって知らないじゃないですか。カラオケ店では「疲れたなあ」とフロアの隅の消火器に腰掛けたら泡が噴出したり。クビになったり時給を下げられたりしてお金はなかった。