著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

いけねー、罰金50万円とられるところだった! 昔は普通だったことが、今は犯罪に

公開日: 更新日:

 ちなみにJAL、ANAともに全面禁煙に踏み切ったのは1999年ということらしいので20年ちょっと前までは喫煙できていたのですね(案外最近までなんだなァ……)。

 そして、そんな時代もあったねと他にも思うのは当時のスチュワーデスさん(現キャビンアテンダント)は現在よりお客さんとの距離が近く明るく朗らかだった気がします(あくまで俺の私見ですよー!)。その証拠(?)にフライト中に電話番号を渡され、そこから結婚した有名人も多かった……と思いませんか?

 また、俺の場合ハワイのホテルでたまたま酔っぱらっている時にフライトを終えたスチュワーデスさんと遭遇し、帽子を貸してくれと頼んだら笑顔で貸してくださったので、それをかぶりホテルの長い廊下を両手を横に広げ飛行機となり、走り回ったのでした(ちなみに俺はその時ブリーフ一丁でした)。

 そして、飛行機サイコーの思い出は……う~ん、まさに♪そんな時代もあったよね~あの時代だからだったのでしょうが……飛行中のコックピットに入れていただいたのです!! 青空と白い雲をかきわける目の前の光景と、限りなく並んでいる計器やスイッチの機器類に興奮した俺は何を思ったか、目の前にあったスイッチをパチン、パチンとやってました。それを見た副機長は「あ! ダメですよ、勝手にそれ!!」と慌てていましたが、次の瞬間、機長が「ムフフフ! 優秀な自動操縦で現在飛行中ですから問題ありません」と低いバリトンの声で落ち着いて答えてくれたのでした……。

 今は昔、そんな時代の飛行機のお話……でした。(つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド