著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

たけしさんを呆れさせた俺流ゴルフの顛末、聞いてくれ

公開日: 更新日:

 最近30年ぶりくらいにゴルフを再び始めたのだ。

 きっかけは単純にコロナ禍で密にならず、思い切り動けて空気を吸えるところは??? あ、ゴルフ場だ!! という具合です。

 これでも一応、昔は人並み(?)にはゴルフをやっていたんですよ! かな??? いや、その昔、たけしさんと軍団が講談社を襲撃する「フライデー事件」がありまして、その謹慎期間にたけしさんはガダルカナル・タカのお姉さん夫婦が営んでいる伊豆・湯ケ島の旅館に身を隠していたのです。

 その時あまりにも暇なので「ゴルフでもやるかあ!」となり、東京から交代でゴルフ修業へ軍団が行っていたのです。

 それまでゴルフの「ゴ」の字も知らなかったので、クラブにまともにボールが当たらなかった状態からスタートして、連日7番アイアン(初心者はそのクラブから始めるようです)とパターの2本だけを持ち、天城にっかつGCのはてしなく長いコースを、日干しになりそうになりながらヘロヘロになったものでした。

 後にどーにかプレーできるようになり、いよいよたけしさんと軍団一同でコンペ大会となったのでした。ちなみに、ゴルフセットなど持っているはずもない俺でしたが、ひょんなことから、なんとあの美空ひばりさんからいただいたセットを使っていたものです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド