加藤浩次またもや日テレ「スッキリ」降板危機…谷原章介フジ「めざまし8」が視聴率で猛追
極楽とんぼ加藤浩次(52)の唯一の帯番組で、年間、2億円以上のギャラをもたらすと囁かれる朝の情報番組「スッキリ」(日テレ系)に降板話が持ち上がっているという。日テレ関係者が声を潜めてこう話す。
「ここ数カ月、編成局会の議題は『スッキリ』の打ち切り&リニューアルに関するものばかりでした。どうにか4月改編は乗り切ったのですが……」
これまで何度も囁かれてきた「スッキリ」の打ち切り説。しかし、今回ばかりは日テレも本気だという。理由は昨年3月からスタートした「めざまし8」(フジテレビ系)の存在だ。
「これまでNHKを除く朝8時台の情報番組の視聴率ランキングのトップはテレ朝系の『羽鳥慎一モーニングショー』、2位が『スッキリ』、3位が『めざまし』という順です。しかし最近、視聴率で『スッキリ』が『めざまし』に負ける日が珍しくなくなっています。今月21日から24日放送の直近の世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)では、『スッキリ』の6.4%(月)、5.8%(火)、5%(水)、5.6%(木)に対し、『めざまし』は6.2%(月)、4%(火)、3.9%(水)、5.7%(木)と、圧倒的な差をつけていた以前に比べて、その差は縮まっています」(前出の日テレ関係者)
日テレは完敗する前にメスを入れる
「めざまし」がめきめきと数字を伸ばしてきた理由は、番組MCを務める谷原章介(49)の存在が大きい。
「谷原は失敗すれば俳優としても大きなダメージを負ってしまうため、俳優を廃業する覚悟で『めざまし』の仕事を受けている。台本ではなく自分の言葉で語りかけることも多く、見ていて覚悟というかハングリーさがあるんです。谷原は6人の子供を抱える8人家族。とにかく必死なんですよ」(放送作家)
このモチベーションに関しては加藤の完敗だという。
「加藤は内心『スッキリ』をいつ降板してもいいと思っている。豪邸の住宅ローンも完済し、貯金や投資物件などを合わせると5億円以上の資産があるともっぱらです。『スッキリ』が『めざまし』に視聴率で抜かれるのは時間の問題と見られており、そうなる前に日テレはメスを入れるはずですから」(前出の日テレ関係者)
いまやセレブ芸人として優雅な生活を送る加藤。吉本興業の闇営業問題や、アイヌ民族への差別発言問題など、幾度となく降板が囁かれながら、そのたびに何とかしのいできたが、谷原の猛追で首筋に手を当てる機会が増えそうだ。