黒島結菜なら「ちむどんどん」は“黒歴史”にならない? キンプリ平野主演ドラマで“心機一転”

公開日: 更新日:

 残り1カ月を切ったNHK朝ドラ「ちむどんどん」。約1年間の撮影を終え、8月31日にクランクアップした。ヒロインの暢子を演じた女優の黒島結菜(25)は休む間もなく、10月クールは、King&Princeの平野紫耀(25)が主演する「クロサギ」(TBS系)にヒロイン役で出演するという。朝ドラとは打って変わって、詐欺師をだます詐欺師がテーマのダークサスペンスだ。

 それにしても、SNS上では「ちむどんどん反省会」なるハッシュタグが登場するほど“ご都合主義”や“メチャクチャなストーリー展開”が大いに世間をザワつかせた作品となった。直近の第21週(8月29日~9月2日)の週間平均世帯視聴率は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。このままいくと、全期間平均視聴率は16~17%程度になるとみられ、歴代の朝ドラ106作品の中で、ワースト10に入りそうだ。

 作品の評価&視聴率とも振るわなかった今作は、黒島にとって“黒歴史”となってしまうのか。さるテレビ雑誌関係者はこう話す。

「今はSNSで瞬時に感想がアップされますが、みんな朝ドラに過度な期待を持ちすぎだと思います。2000年代後半に、朝ドラが苦戦し、2010年から放送時間を15分繰り上げ、内容もテコ入れされ、いい作品も出てきましたが、もともと朝ドラってこんなものですよ。出だしはいいが、途中からグダグダになって、話が破綻していく作品なんかザラにある。朝ドラとしては平均的な出来だと思いますね」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末