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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

ずっと根拠なき自信をみなぎらせ 小島よしおは新天地を開拓し続ける

公開日: 更新日:

「当時のマネジャーさんからは『花屋になった方がいい』って言われた」
(小島よしお/テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」11月18日放送)

 ◇  ◇  ◇

「そんなの関係ねえ」のネタで一世を風靡し、いまでは子供向けライブやユーチューブで人気を博している小島よしお(42)。彼がピン芸人になったばかりの頃、所属事務所のマネジャーから言われた一言を明かした言葉を今週は取り上げたい。「明るいから多分、花が売れるんじゃないかって」というのが、その理由らしい。

 小島はもともと、お笑いサークルの先駆的存在である早稲田大の「WAGE」出身。2000年に開催された「ギャグ大学偏差値2000」という大会で3位入賞を果たしたことを機にアミューズにスカウトされ、サークル名をそのままグループの名前にしてプロデビューした。

 当時のグループメンバーは、のちに「かもめんたる」となる岩崎う大や槙尾ユウスケらそうそうたる布陣。しかし、岩崎は「ただ5人っていう物珍しさだけでネタ番組に呼ばれてるなあって。自分たちが面白くない、弱いっていう現実を感じてた」(テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」11月25日放送)と早々に解散を考えていた。

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