NHKドラマ10「大奥」は大河「どうする家康」より痛快明快 これぞ時代劇!
10日に放送されたドラマ10「大奥」(NHK)が話題を集めている。
よしながふみの人気コミックを実写化したもので、過去にはTBSがドラマ化、映画化したこともある。
江戸時代に、若い男子のみが感染する致死率80%に及ぶ疫病「赤面疱瘡」が流行し、男は女の4分の1と激減。男女の社会的役割が逆転し、労働力も家督を継ぐのも将軍さえも女が務め、男は種馬として人生を送り、大奥も美男3000人が仕える、男の花園になっていた--。
第1話「8代・徳川吉宗×水野祐之進編」は将軍・吉宗を冨永愛、貧乏旗本の息子・水野祐之進を中島裕翔が演じた。
「冨永は原作から抜け出たような将軍・吉宗で圧巻の貫禄でした。海岸を白い馬で駆け抜けたり江戸城を抜け出しお忍びで町人たちの暮らしぶりを調査したり、『暴れん坊将軍』を彷彿させるシーンなど時代劇ファンへのサービスもあり、よくできていると思いました」(ドラマウオッチャー)