ジャニー喜多川氏の性加害を暴いた“禁断の書”の中身…超人気アイドルが「ジャニーさんが、ジャニーさんが…」
「女性自身」(1967年9月25日号)には、「ジャニーズをめぐる“同性愛”裁判 東京地裁法廷で暴露された4人のプライバシー」という記事が掲載されている。
3部の「ジャニーズの犯罪」では、「メンバーの一人である●●●が、『ジャニーさんにあんなことされて、ボクの一生はおしまいです』と訴えてきたのがきっかけだと言われている。裁判は金銭トラブルに審理は終始。裁判ではジャニーの行為は認定されずにうやむやになって終わった。(中略)元光GENNJIのメンバーで当時、15歳だった●●●がジャニーに強引な行為を受けて原宿の合宿所から泣きながら飛び出してきたという話はあまりにも有名だ。『ジャニーさんが、ジャニーさんが…』。当時、原宿の合宿所は六階にジャニーの部屋があり、●●はそこから一階の出口まで泣きながら飛び出してきたのだ」と記されてある。
このように、ジャニー氏による性加害は昔から公になっていた。99年には、「週刊文春」がジャニー氏の少年への性加害を報じたことで、ジャニーズ事務所が文藝春秋を名誉棄損で提訴。03年に東京高裁で“セクハラ被害”の相当性が認められた。ただ当時は、大手メディアが後追いすることはなく、SNSがなかったため現在のように問題が大きくならなかった。