ジャニーズ性加害疑惑と元SMAP圧力問題の根っこは同じ…“忖度”を招いたTV局への働きかけ

公開日: 更新日:

 公取委は確定した証拠までは得られなかったものの、事務所側とテレビ局側への調査を総合すると、独占禁止法違反につながり得る行為があると判断したため注意をした。

「圧力に屈していたとすればテレビ局も情けないですけど、圧力は法律違反でもある。ジュリー社長は“圧力疑惑”に関して丁寧に説明すべきでしょう。なぜなら、ジャニー氏の性加害についてテレビが沈黙していた裏には、局のジャニーズへの配慮があったためだと考えられるからです。なぜ配慮したかといえば、報道したら音楽番組やドラマなどに事務所のタレントが出てくれなくなると思ったからでしょう。“性加害”と“圧力”は別の問題ではなく、線で繋がっていて、根っこは同じなんです」(週刊誌記者)

 ジャニーズに頭が上がらないテレビ局という構図は、数十年前からのメリー氏を中心とした事務所の圧力に端を発していたのか。それがジャニー氏の性加害を報道しなかった理由になっていたとすれば……。こちらも事務所には説明責任があるだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」