(12)いつまでも「年だから?それがなにか?」って気持ちでいなくちゃね

公開日: 更新日:

 だから、一応“年だから”なんていっても、ふさぎ込んでいるわけじゃないし表情は明るいから、まわりの人は誰もそう感じない。だから、若い人も寄ってくるしコミュニケーションもできる。いろんなことを教えてもらったり、ときどきは教えてあげたりする関係も生まれる」

 年をとることは誰にも止められないけれど、問題なのは年のとり方なのだと強調する中尾さんはこう結論づけた。

■ちょっとの心がけと努力が大切

「若いころできたことができなくなる。これはどんなにがんばっても抗えない。でも、できないことを嘆いたところでしかたがない。けれども、ちょっとの心がけと努力で、できなくなるのを遅らせることはできるんですよ。それだけじゃない。場合によっては、できなかったことができるようにもなる。

 私の場合でいえば、50歳のときにはロクに泳げもしなかったのに、ちょっとやってみようかって思って、水泳スクールでがんばっているうちにちゃんと泳げるようになった。それだけじゃなくてマスターズ水泳大会にも出られたし、メダルまで取れた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ