ジャニーズタレント次々発信…「自分は性被害に遭ってない」に欠けている被害者救済の視点

公開日: 更新日:

 これらの所属タレントたちによる「性被害を受けていない」という主張に対し、ネットでは次のような声があがっている。

《被害者のキズをえぐるような、「僕は被害を受けてません!」と宣言することもなく、被害者に寄り添ってほしい》

《とにかく知っていた、知らなかった、被害にあってなかった、という宣言は、被害者を傷つけ、他にも被害にあったと言いたい人がいたらその歯止めにもなってしまいます。会社がそれは被害者に配慮してタレント全員が言いませんと会見で言うべきだった。ヒガシもイノッチも会見で言ってしまったばかりに次々タレントが同じように声を挙げてしまった。最悪です》

《今までジャニーズは自分は被害に遭ってない、事務所一丸で再出発するから応援してと言う人ばかりで、被害者よりまず自分だった。噂では聞いていた。私は違います…これらは弁護士による指導でしょうね》

■被害者への誹謗中傷を助長

「東山さんや堂本さんがこうした主張をしてしまうことで、性加害問題について黙っている所属者に対する、『ということは性被害を受けているのではないか?』という不必要な勘ぐりを生む一因にもなっています。デビュー組が受けていないと主張することで、厄介なジャニオタたちが『デビュー組が被害に遭っていないと言ってるのだから、嘘に決まっている』という被害者への誹謗中傷を助長することにも繋がります」(芸能ライター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情