平野レミは今、テレビで一番面白いタレント 「歩く放送事故」の異名はむしろ勲章
12日のNHKはさながら「平野レミ祭り」だった。
朝ドラ終わりの8時15分から「平野レミの早わざレシピ!2024早春」を生放送。夜10時からはその素顔に迫るドキュメンタリー「だから、私は平野レミ」を放送した。
まず祝日恒例「早わざレシピ」。
毎回ぶっ飛び料理で視聴者をザワつかせることでおなじみ。今回もお得意「食べれば」シリーズでは「食べればブギカツ」、そして究極の時短料理「発奮8分ビーフシチュー」、さらにお玉代わりに冷凍うどんを使って具材をかき混ぜるという仰天調理法を見せた「ほっぽりカレーうどん」などなど独創的なアイデア料理を披露。ハラハラドキドキの69分生放送を見事にやってのけた。
夜。半年間にわたり独占密着取材したドキュメンタリー番組では、平野の素顔が明かされた。
「あの底抜けの明るさはあくまでもテレビ用、普段は違うのではと思って興味津々で見たら、まさにあのまんま。ビックリでしたね。子供の頃から破天荒なレミさんを溺愛する父(詩人でフランス文学者の平野威馬雄)とのエピソード、出会って10日で結婚した夫(イラストレーターの和田誠)や家族の話など、レミさんの周りには愛があふれている。だから、毎日ごきげんに過ごせるということでした」(テレビウオッチャー)