西野七瀬×山田裕貴は“モンハン愛”育む…芸能人アラサー婚は「3高」「3平」を経て「3低」の時代
三田寛子の時代とは対照的
家族問題評論家の池内ひろ美氏は「バブル時代の“3高”から、平均的な収入、平均的な外見、平穏な性格の“3平”を経て、今は、低姿勢、低依存、低リスクの“3低”に変わっています」とこう続ける。
「バブルの頃は、ハイスペックな男性に“選んでもらう”結婚で、三田寛子さんのように夫の浮気の尻拭いまでこなす依存度の高い結婚でした。自分のランクを上げるためには夫の株を上げる、いわば“〇〇の妻”に就職したようなものでした。ところが今や年収1000万円以上は給与所得者の4.9%ですから、結婚適齢期の独身エリート男性にはそうそう巡り合えません。一方、女性も仕事で地位を築いているので、夫には年収よりも“圧倒的に支えてくれる”“仕事の邪魔にならない”“癒やし”といった低姿勢、低依存、低リスクを求め、結果的に格下の男性に落ち着いたといえます。西野さんも峯岸さんも、ご主人は妻の圧倒的なファンなので、浮気もしないし、仕事に理解を示すばかりか、家事育児もワンオペでこなしてくれる、もしくは全面的にサポートするタイプでしょう。逆を言えば今は3低でないと女性に選んでもらえません」
稼ぐ妻と応援する夫。令和時代は結婚観もアップデートしなければならないが、「同年代でもそうなのですから“3低”概念に欠ける中高年独身男性はなおさら結婚が難しくなります」(池内氏)。
昭和の残滓(ざんし)のような独身中高年は大幅に意識改革しないと孤独死の運命か。