愛川ゆず季が2歳で長男の自閉スペクトラム症を確信した“逆さバイバイ” ネット検索で不安のループに…
「でも、自分が弱ったら、もう家族が崩れると感じて。私がちゃんとしないと息子を守れないと踏ん張った。その頃が一番しんどかったなって思います」
電話での相談は毎回1時間に及び、様子を伝えては助言をもらう日々が続いていたが、3歳前にようやく医療機関の受診にたどり着いた。診断名を聞くかどうかも医師に迫られたが、愛川さんの芯は強かった。
「私の場合は、急に言われたわけじゃなくて、どっちかなって思いながらだったので。急に自閉症と診断されたからといって、ショックを受けて泣くことは一切なかったです」
療育を受けるための通所受給者証を取得し、週2回の個別療育に加え行政区の療育センターにも週2回親子で通所。保育園と並行通園する日々が始まった。
※告白後編【長男の自閉症を隠していたわけじゃない。でも言葉にすごくパンチがあって…】に続く。