松岡茉優「ギークス」に《雑な印象》など厳しい意見…このままじゃ「イップス」の二の舞に
初回放送後のネット上では、《3人の女子のキャラが立っていて、会話も面白いし、ゆるっと見る分には楽しいかも》という好意的な声がある一方、《3人がそれほどスペシャリスト感はないし、全体的に雑な印象》《テレビ局が30代女子をターゲットにしたいのはわかるけど、同時に刑事ものであわよくば視聴率を狙うという下心が透けて見える》などなど、厳しい意見の方が目立つ。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「ベタな刑事・警察ものが好きな中高年層はあえて排除しているのはわかりますが、では、誰に見てほしいのかが正直見えてこなかった」と、こう続ける。
「捜査官をメインにしない警察ものは別に目新しいものでもなく、タイプは違いますが、2022年の日本テレビ『初恋の悪魔』や、テレビ東京『警視庁考察一課』を思い出しました。どちらも初回で世界観というか、やりたいことが見えていたのに対し、『ギークス』はそれがわかりにくかった。3人のキャラ設定も、“井戸端会議で事件を解決”もいいのですが、それをやるなら、殺害の動機、殺し方、解決の仕方はもっと説得力あるものにしてほしかったですね」