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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる

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昨年はコンサートだけで30カ所62公演のハードスケジュール

 アーティストは全国ツアーを行うが、主要都市を時間をかけて回るケースが多い。一方、純烈は小さな町もこまめに回る。8月初旬のスケジュールだけを見ても、1日岩手・盛岡→2日東京・中央区→3日大阪・箕面→4日山梨・富士川町→5日愛知・名古屋……と北から南へ行ったり来たり。移動時間だけでも凄まじい。昨年はコンサートだけで30カ所62公演を行っている。

 このほか、もともと“スーパー銭湯スター”だったので、世話になったスーパー銭湯から依頼を受けたら駆けつける。その合間には地上波・BSなどのテレビ、ラジオ出演もするとなると、ハードスケジュールは否めない。

 岩永の卒業についてリーダーの酒井一圭(49)は「娘さんが18になったらお金がかかるので、金がなくなっていると思う。戻りたくなれば、戻ってくればいい」と笑いを交え10年後の再加入を歓迎している。

 岩永は脱退後も同じ事務所に所属。元メンバーの小田井も同じ事務所でドラマやバラエティーで活躍しており、岩永もその人気と知名度を生かしてソロ活動ができそう。

 こうした脱退・加入を繰り返すことが純烈の懐の深さでもあり、うまくいけばモーニング娘。AKB48のような中年版スターをつくるシステムができるかもしれない。

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