岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる
昨年はコンサートだけで30カ所62公演のハードスケジュール
アーティストは全国ツアーを行うが、主要都市を時間をかけて回るケースが多い。一方、純烈は小さな町もこまめに回る。8月初旬のスケジュールだけを見ても、1日岩手・盛岡→2日東京・中央区→3日大阪・箕面→4日山梨・富士川町→5日愛知・名古屋……と北から南へ行ったり来たり。移動時間だけでも凄まじい。昨年はコンサートだけで30カ所62公演を行っている。
このほか、もともと“スーパー銭湯スター”だったので、世話になったスーパー銭湯から依頼を受けたら駆けつける。その合間には地上波・BSなどのテレビ、ラジオ出演もするとなると、ハードスケジュールは否めない。
岩永の卒業についてリーダーの酒井一圭(49)は「娘さんが18になったらお金がかかるので、金がなくなっていると思う。戻りたくなれば、戻ってくればいい」と笑いを交え10年後の再加入を歓迎している。
岩永は脱退後も同じ事務所に所属。元メンバーの小田井も同じ事務所でドラマやバラエティーで活躍しており、岩永もその人気と知名度を生かしてソロ活動ができそう。
こうした脱退・加入を繰り返すことが純烈の懐の深さでもあり、うまくいけばモーニング娘。やAKB48のような中年版スターをつくるシステムができるかもしれない。