「スカイキャッスル」韓国版のファンが《モネマネショー》と酷評 「六本木クラス」の二の舞の恐れも…

公開日: 更新日:

「原作ファンからは、韓国版に比べて圧倒的に華がないことと、子役も含めた演技力の部分に差があること、セットがチープであることに加え、韓国版をなぞり、はしょっただけのストーリー展開に対する指摘が多く、《モノマネショー》と早くも揶揄されています。もちろん原作を知らない人にとっては面白く見られていると思いますが、逆に日本リメーク版を見て、続きが気になって韓国版を見たら、そっちにハマったという人も多いようです」(ドラマ制作関係者)

 2022年7月期に放送された「六本木クラス」では、主演の竹内涼真(31)が韓国版主人公パク・セロイの特徴的な髪型を模して挑んだが、韓国の芸能メディアohmystarでは、原作の再解釈がまったくなく、ただのコピーというニュアンスの批評がされていた。

「そもそも『スカイキャッスル』というタイトルは、韓国最難関のソウル大学、高麗(コリョ)大学、延世(ヨンセ)大学の頭文字を合わせた意味もあり、韓国の上流社会では"SKY"でなければ一流と認めないという風潮があります。日本でその価値観や文化をそのまま描くこと自体に無理があるといえるでしょう」(韓国ドラマに詳しい芸能ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動