「おはよう日本」(前編)ゲストの永六輔と大江健三郎の秘話
「おはようえひめ」「おはようきんき」を経て「NHKニュースおはよう日本」を務めるため、東京に異動したのは97年。ゲストとの秘話を語ってくれた。
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記者会見で「松山局でも大阪局でも『おはよう』をやっていました」と言いましたら、「おはようの出世魚!」とスポーツ紙に書いていただきましたが、なぜ私が抜擢されたのか今もわからないんです。全国放送での地方からのリポートを東京局の方が見てくれていたんでしょうか。
当時の最長で5年務めましたが、過酷なので、たいていは3年ほどで代わるんです。朝は2時半起き。3時に家を出て3時半に局入りしてメークを済ませ、4時から打ち合わせ。
私は元気で体調不良で休んだことは1回もなかったですが、夏と年末年始の休める期間に「明日から休みだ!」と喜んだ翌日から必ず具合が悪くなってました(笑)。
■大阪から異動して5年間で500人
5年間でインタビューさせていただいた方は500人ほど。