【独自】西島秀俊“NYロケ”迫真リポート エミー賞18冠“世界の真田広之”に迫れるか?
■バイリンガルの現地スタッフがサポート
西島は独立後に開設したインスタグラムに、10月21日からNY滞在の様子を切り取った写真を度々ポスト。高級ブランドのファッションショーに来場して米俳優陣と交流している様子や好物のスイーツを食べる様子など満喫ぶりを見せている。その一方、慣れない海外生活で慣れない英語のセリフでの演技には奮闘中のようだ。
英語が堪能に話せるレベルではない西島を支えているのがバイリンガルの現地スタッフで、西島に発音をレクチャーするのはもちろん、西島が暗記したセリフを撮影中ずっとチェックしているという。日本語なら言い間違えれば自ら気づくが、英語だと間違いにも気づかないからだという。撮影中の西島を見たという現地の関係者がこう言う。
「役作りかもしれませんが、げっそり痩せていて顔色も良くなかったので心配しました。英語のセリフを言っているのを見ましたが、声もかすれていたので……。正直、何を言っているのかあまりよくわかりませんでした」
慣れない海外生活と英語のセリフに西島も苦戦しているようだ。そんな西島だが、以前から強い海外志向をのぞかせている。「ドライブ・マイ・カー」以前にもイランの映画監督作「CUT」に出演。その後もジョルジオ・アルマーニの広告モデルを務め、最近は北野武監督の「首」で再びカンヌを訪れ、日仏共同製作映画「蛇の道」で主演。23年には既に、ハリウッドの大手タレントエージェンシーCAAとも契約し、その翌年に独立した。