中居正広引退に「週刊誌のせいで」と怒る“ヅラ”たちの思考回路 GACKT&エハラマサヒロ…著名人のミスリードも
《私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。》
《37年間、ありがとうございました。さようなら……。》
1月23日、元SMAPの中居正広(52)がファンクラブ向けの有料サイトで引退を発表した。中居は2023年6月に女性との間にトラブルを起こし、双方の代理人を通じて示談が成立していたと『女性セブン』や『週刊文春』が昨年12月に報道。年明けから番組の休止が相次ぎ、1月22日までにテレビ5本、ラジオ1本の全レギュラー番組が消滅していた。
中居の引退発表を受け、「週刊誌のせいで」とSNSで怒りを露わにしているファンもいる。
「中居自身が1月9日夜の声明で、《トラブルがあったことは事実です》《今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります》と認めている。それなのに、『週刊誌のせい』はないでしょう。彼がトラブルを起こさなければいいだけの話ですから」(芸能記者)
"ヅラ"と呼ばれる中居ファンのなかには、《加害をした中居くん、暴露されるようなことをした中居くんから責任転嫁するファン多過ぎて恥ずかしい》とSNSに投稿する真っ当な人もいる。一方で、《本物の中居くんはやはり病気で既に亡くなっていて、復帰後は別人が成り代わっている説、結構ある気がしてきた。。》と本人死亡説を打ち出す人までいた。
引退を悲しむファンだけでなく、著名人が週刊誌に憤っている例もある。芸人のエハラマサヒロ(42)はXでこう呟いた。
《合法的に人から全て奪える週刊誌。すごいぜ! 正しい事は必要なんよ! でも正しいかどうかわからない状態で印象操作で楽しいが全部奪われて行くのってどうなのよ?》(一部抜粋)
「驚きますね。印象操作ではなく、中居も弁護士もトラブルを認めているんですよ。彼の他にも、業界人で『週刊誌のせい』と憤っている人はいます。動揺して見境が付かなくなるファンの気持ちはまだわからなくもないですが、マスコミ界にいれば、どれだけ裏取りが大変か知っているはず。中居の過ちが原因でしょう。なのに、『報道する週刊誌が悪い』と矛先を向ける。この理論だと、有名人で人気があれば、いくら悪事を働いても無罪放免になってしまう」(報道記者)
東ちづる(64)のように《被害者を責めるようなコメントがSNSに出ていたりするんです。それは止めてほしい》(1月23日『旬感LIVE とれたてっ!』)と、ファンに警鐘を鳴らすタレントもいるが、どうして良識のありそうな著名人たちが、この期に及んで中居擁護の投稿をしてしまうのか。
「旧ジャニーズ系のタレントについて好意的なポストをすれば、大量の“いいね”が付き、拡散されますからね。一見、圧倒的な支持を得ているように見えますが、物事を自分の都合でしか見られないジャニオタがボタンを押しているだけ。そこに快楽を覚えてしまうと、おかしな言説を披露してしまう。それを見た普通の人は『だいぶズレているな』と冷静に感じてますよ。『中居正広』とか『週刊誌』のイメージで決め付けてはいけない」(前出の芸能記者)