コンサート中 暴漢に襲われた松田聖子

公開日: 更新日:

 暴漢はそのまま会場警備にあたっていた警察官に引き渡され、傷害の現行犯で逮捕された。犯人は埼玉県に住む19歳の少年だった。ノイローゼ気味で埼玉県内の病院の精神科に入院中だった。


■沖縄まで追いかけてきた埼玉在住の19歳少年

 聖子ファンでもあったこの少年は26日に外泊許可を取り、27日には家族と一緒に東京に買い物に出たが、その際に姿をくらましたという。その時少年は3万5000円ほどの小遣いを持っており、その金で航空券を買い、沖縄へ飛び、その後、凶器となった陳列ケース棚をとめるスチール製の金具を購入したようだ。

 少年は犯行動機について、沖縄署で「有名人である松田聖子を殴ることで自分も有名になりたかった」と供述した。聖子にとっては有名人であるという以外に、いわれなき災難であった。
 当日、聖子はこの場から中継で日本テレビ系の「ザ・トップテン」に生放送出演する予定となっていた。事件の一部始終はその番組のテレビクルーによって撮影されていた。ニュースとしても放送され、お茶の間を震撼(しんかん)させた事件であった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???