オスカー女優が渾身濡れ場…映画「キャロル」の迫真演技
■オスカー女優と若手実力派の並外れたプロ意識
「こうした評価で分かる通り、2人は人気、実力ともに一流です。ケイトは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでエルフの女王を演じるなど、個性派でありながら高い演技力を持つオスカー女優。ルーニーも『ドラゴン・タトゥーの女』の天才ハッカー役が絶賛されるなど、一癖ある役をやらせたら右に出るものがいない若手実力派。なのに、同性愛・不倫モノなどというリスキーな仕事を、きっちり脱いだ上で引き受けている。そのプロ意識が日本の女優とは段違いなのです」(前出の前田有一氏)
ケイト・ブランシェットはアルマーニなど一流ブランドのグローバル・アンバサダーも務めているが、脱いでイメージダウンどころか多くの映画人からリスペクトされる存在だ。スポンサーの顔色ばかりうかがって、濡れ場をやらないどころか、乳首すら見せない日本の“CM女優”は「キャロル」を見て大いに反省すべきだ。