過去を断ち切れず? 清原被告に心配される「再犯リスク」

公開日: 更新日:

 清原被告の身元引受人とされる父親は体調不良で、母親は介護施設におり、弟とは絶縁状態。元妻の亜希さんは“清原姓”を捨てた。とまあ、清原被告はA氏以外に頼れる相手がいなかったようだが、過去の人間関係を断つのは薬物依存から抜け出す第一歩とされる。依存していたころを思い出すのもよくないからで、精神科医の酒井和夫氏は「薬物は再犯率が高いので、回復するまで外部とは接触させない。私なら外出も許可しません」と話す。

「清原被告を金銭的にバックアップしているのは、中国地方の飲食店経営者と聞いています。彼は清原被告の“黒い人脈”とは無縁だそうですが、A氏は繁華街の夜の世界にも顔が利くし、“地下格闘技”にも関わっているといいます。暴力団関係者が観戦に訪れることもあるらしい。清原被告は携帯電話の電源を切り、黒い人脈を断つ決意をしているそうですが……」(捜査事情通)

 精神的依存が強い覚醒剤は、本人の意志だけで抜け出すのは困難とされる。家族など周囲の支えが絶対に必要だが、清原被告がシャブ漬けだった当時の“遊び仲間”がそれにふさわしいのか、確かに疑問は残る。再犯のリスクが高まる恐れもある、というわけだ。初公判まで、あと2カ月。「まさか」はないと思いたい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  2. 7

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  3. 8

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した