淫行疑惑のバナナマン日村 事態収束に残された“唯一の道”
■「お騒がしてすいません」では誰も納得しない
日村は自身が出演した生番組でも一応、頭は下げた。しかし、芸能人の謝罪でよく聞かれる、通り一遍の、「お騒がせしてすいません」だけでは、相手の女性も含め、納得しない人も多いだろう。
また、芸人仲間が彼をかばったり、いじったりして笑いに変えようとし、内輪だけで“みそぎ”が済んだとしようとすることは、余計に世間の反感を買うことになると気が付かないのも情けない。
たとえ昔の話であっても、女性が訴えていることが事実なら、法に触れるような行いがあったことは間違いないのだから。
では、どうすればいいのか。何も、これくらいのことで、という人がいるかもしれないが、キチンとしたケジメをつけ、事態を収束させるためにも、今からでも謝罪会見を開いた方がいいのではないか。会見の内容にもよるが、日本のマスコミや世論は、会見ひとつで気が収まる傾向がある。スポンサーもしかり。その場で、誠心誠意、女性や世間や妻に対し謝罪すればいい。
それだけで非難の声は収まるだろうし、反対にイメージアップにつながる可能性もある。
幸いなことに、今のところ彼の仕事に大きな影響はないようだし、妻の神田は、SNSで夫を応援する書き込みをしている。ただ、そうは言っても、今後の夫婦関係がどうなるのか、ちょっと心配になる。
(芸能ジャーナリスト・佐々木博之)