72歳のAV男優に聞いた 若さのヒケツは?ギャラは1本いくら

公開日: 更新日:

山田裕二さん(シニアAV男優)

 アダルトビデオ(AV)離れが叫ばれて久しいが、シニア層をターゲットにした、いわゆる“シニアもの”は元気だ。特に人気なのはグローリークエストというメーカーが手掛ける「禁断介護」シリーズ。内容はほぼ決まっていて、義父を介護する若い嫁が介護相手の老人に体を弄ばれ、最初は嫌がりつつも、執拗な攻めにやがて快楽と奉仕の虜になるというもの。要は“年寄りの夢”だ。

 そうしたシニアものAVで老人役を務めるのがシニアAV男優。わずか10人ほどといわれる中で、人気・実力ともにトップクラスなのが今日登場の山田裕二さん、72歳。もちろん「禁断介護」にも出演し、今も月に3~4日は現場に出るという。いや、その年でいろんな女とチョメチョメできるとはうらやましい!

「いやいや、現実は大変ですよ。シニア男優とはいえ最後までやりますから、体力、チン力、いずれも必要。いわゆるドカタ商売ですよ」

■「ヤリたいという気持ちが人一倍強かった」

 シニアものだと現場によっては、セックスシーンはすり替え――つまり若い男優と代わり、局部をアップにしてごまかすといったこともあるそうだが、山田さんは「見ている人はわかるから」と、極力そうしたことは避けているという。

「56歳からこの世界にいますが、実は前よりヤレています。以前はメンタル面が弱くて、バイアグラなどのお世話になることもありましたが、5~6年前からは一切使っていません」

 52歳で自ら営んでいた毛皮商に見切りをつけ、2年の休養の後、老後の生きがいのためにエキストラの仕事を始めた。そこで「おっぱい揉む仕事できる?」と聞かれて、深夜のエッチな番組に出演したのが、後にAV男優への道につながる。そして56歳の時にデビュー。

「ケーブルテレビの有料アダルトチャンネルで、熟年男女がお見合いをして、気に入ったらホテルでセックスするというものでした。その時初めてのカラミで抜かず2発。天性のずぶとさというか、自分でも呆れるくらい女が大好きで、ヤリたいという気持ちが人一倍強かったんでしょうね。それは今も変わりませんし、若さのヒケツだと思っています」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”