SKE役員がわいせつ事件 低迷するアイドルブームにトドメか

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 SKE48の運営会社・ゼストの役員の海老根一也容疑者(58)が28日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕された。昨年11月23日、東京都町田市内の駐車場に止めた乗用車内で、15歳と17歳の少女に現金を渡す約束をして、わいせつ行為などをした疑い。海老根容疑者は「車に乗せただけ」と容疑を否認しているが、同日付でゼストの役員を解任された。

 親会社のKeyHolderは解任について「当該役員は海外事業担当であるため、当社グループ所属タレントとの交流・接点はございません」と弁明しているが……。

「ゼストはSKEのマネジメント以外にも、名古屋でタレント育成スクールを経営しているだけに、わいせつ容疑はイメージダウンでしょう。ゼストを含むKeyHolderグループは吸収合併を繰り返している企業で、同容疑者はゼストのグループ企業の総合代理店企業allfuz(オルファス)の執行役員を務めていたようです。年齢も50代後半で、中核的存在なのでは」(芸能関係者)

 同社の社風については「ゼストに変わってから、SKE付きの現場担当が素人っぽいというか、浮ついた感じがして、マネジメントの違いを感じました」(制作会社)という声も。海老根容疑者はかつてインタビューで育成スクールについて「コアターゲットは中高生。『光らない原石はない』との信念のもと、東海から世界に羽ばたけるアーティストを育てたい」と語っていた。

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