脳卒中は予防したいが…血管は本当に鍛えて強くできるのか

公開日: 更新日:

 日本人の死因の上位を占める心筋梗塞脳卒中など、血管のトラブルが引き起こす病気は命に関わるものが多い。そのため、重大病を防ぐには血管を強くすればいいといった話題がクローズアップされ、〈血管を鍛えて強くすれば効果的だ〉なんてイメージを抱いている人がほとんどだろう。

 だが、そもそも血管を強くすることなんてできるのだろうか。ムック「100歳まで元気!強い血管をつくる塩分カットレシピ」を監修したばかりの東京医科大学八王子医療センターの高沢謙二病院長に聞いた。

■内皮細胞の状態が大切

健康な血管を考えるうえで近年、注目されているのが内皮細胞です。血管内皮とも呼ばれるこの細胞は、血管の内側を細胞層として覆っているもので、血管の収縮や拡張を調節しています。内皮細胞が元気に収縮、拡張することで血管そのものが広がり、強くしなやかになるのです」

 内皮細胞を健康な状態にすれば、血管は強くなる。そのために効果的だといわれているのが、抗酸化作用の高い食品を積極的に摂取することだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!